Now Where's My Wine?

シドニー在住、現地法人でワインに従事するフロスト結子です。オーストラリアから楽しいワイン情報を発信します。

タグ:自然派ワイン

こんにちは。ご訪問ありがとうございます。
今日のワインは南オーストラリア州のマクラーレン・ヴェールから。



 
優しい優しい味わいのシラーズです。
Battle of Bosworth Wine Puritan Shiraz
バトル・オブ・ボスワース ピューリタン・シラーズ
https://www.battleofbosworth.com.au 
因みにオーガニックで保存料無添加です。
 
「スペインの"joven ホヴェン"スタイルのように、フレッシュで若いうちに飲むスタイル」との事。
樽も使わずクリーンな仕上がり。
若々しい紫色のワインからは、これまた若々しいピュアな果実やお花の香りだけ。

ラベルの上の黄色い花はおそらくマスタードですね。
マスタードの花は「カバー・クロップ」としてよく自然派のブドウ畑に植えられています。
害虫や病疫の予防になる効果があり、また冬の間「冬眠中」の土壌に栄養を与えてくれたり、土壌の侵食防止にもなったりと、様々なメリットがあります。

このワインメーカーの別ラベルにSpring Seed Wine Coというブランドもあり、こちらは色んなお花の種のパッケージをモチーフにしたラベル。


http://www.springseedwineco.com.au/

例えば同じカベルネでも、幾つか違うお花の種類からラベルが選べます。
最近ボトルネックにお花の種が付いたものが売られてました。粋なプロモーションですね。



今日も読んでくださって、ありがとうございます。


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日本でも買えるんだ!

こんにちは。今日もご訪問有難うございます。
今日のワインはコチラ。

Patrick Sullivan Wine `Haggis`
パトリック・サリヴァン・ハギス
品種は不明・・・
http://patricksullivan.com.au/ 
こちらも自然派のワインメーカー、パトリック・サリヴァンのワイン。



いわゆる「オレンジワイン」の部類に入るのか、スキンコンタクトを経た白ワイン、色はオレンジというより薄いピンクです。でも、ロゼでは決してない、既存のカテゴリーに当てはまらないワインかも。
ガスパチョみたいなハーブ香を含んだ清涼感と搾りたてのブドウジュースみたいなフレッシュさとテクスチャー。ジャスミンみたいなお花の香りも。香り高い。

モダン・ベトナム料理と一緒に頂きました。

これはオーストラリアワインをこよなく愛する人と飲みたい一本です。

今急速に変化しつつあるオーストラリアワインを、まさに象徴するかのような一本。
こんな不思議なスタイルのワインがあるなんて、と。
最近日本でも、オーストラリアのナチュラル・ワインが高く評価され始めたと小耳に挟んでいます。
「安い、甘い、アルコールガッツリ、シンプル・・・」といった、一昔前のオーストラリアワインのイメージが、オーストラリアの国外で今、急速に変わりつつあると感じています。
繊細で複雑で、それでいて思い切り自由にワインを作る若者が急速に増えています、オーストラリア。

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こんにちは。
ご訪問ありがとうございます。
日曜から雨続きのシドニーでは肌寒い日が続いています。
ちなみにこの記事を書いているのは、火曜日の夜でございます。



本日はバロッサ・バレーより、のRuggabellus `Fluus` 2014。
まず、なんて読むんだ、コレ?って感じですが・・・。
ラガベラス・フルーウス。
http://www.ruggabellus.com.au/
Abel Gibsonはペンフォールド、ロックフォード、クリス・リングランド、チャールズ・メルトンなど、世界的にバロッサを代表する名ワイナリーでキャリアを重ねたワインメーカー。

Ruggabellus= `rugged beauty’ 日本語に訳したら、無骨な美しさ、って感じかな?

グルナッシュが主のブレンドで、マタロ(ムーヴェドレ)、サンソー。シラーが1%。
サンソーが24%という、結構な比率で入ってます。
サンソーは、熱と乾燥に強い品種とのこと。・・・バロッサですね。
ローヌ・スタイルのバロッサの赤ワインによくブレンドされているそうです。

ところでバロッサの赤ワインというと、色も濃くて、肉厚でアルコールもがっつり、なんてワインを想像しますが
これはグラスに注いでみたら、むしろ儚げに淡め。
ちょっと曇ってて、アンフィルター(無ろ過)なのかなー、と思いながら飲んでみます。

見た目だけで判断したら、ピノ・ノワールみたい。
そしてお味も、とっても軽やかで優しい口当たりです。お花を飲んでいるみたい。
ラズベリー、スミレ、桑の実、柔らかく控えめに、でも確実に主張しながら続く優しい渋味。
ナツメグっぽいスパイスの香りも。
軽やか、とはいえそれでも余韻はやっぱり温かい。
いろんな品種のブレンドなだけあって、とてもバランスのとれた印象です。

大切な人と二人で、ゆっくりといろんな話をしながら過ごす夜にどうぞ。

今日も読んでくださって、有難うございます。


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こんにちは。ご訪問ありがとうございます。

本日は南オーストラリア州のマクラーレン・ヴェールのYangarra Estate PN Pet Nat 2014
をご紹介します。
http://www.yangarra.com/
お値段は32ドル。
 
Pet Natはペティアン・ナチュール(自然微発泡)の略。
・・・微発泡どころかサイダー並みの、結構な勢いの泡ですが・笑
ブドウの糖分が自然酵母によって自然と2次発酵を起こして発泡。
手摘み、足踏み、アンフォラ(粘土製の壺)で醸造。

写真提供:オット

これがアンフォラ。いろんな大きさや形のものがあるみたいです。

There have been no additions of yeast, enzyme, acid, tannin or sulphur.
ということで極力人間の手を加えずに作られた、とのこと。

因みにオーストラリアのスパークリングワインにはすっかりおなじみのクラウンシール。
グルナッシュ主体、ちょっと甘くてでもしっかりめボディ。クランベリー、ターキッシュデライト、どこかスパイクがあるなと思う印象はカリニャンから?
シャンパーニュよりずっと気軽にグビグビっと飲めてしまう。

ちなみにこれは、ワイン好きのネイリストさんのお宅へ持参したワイン。
華もあって芯もあって。そんな女性と一緒に飲みたい一本です。


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