Now Where's My Wine?

シドニー在住、ワインライター兼通訳のフロスト結子です。オーストラリアから楽しいワイン情報を発信します。

タグ:映画

映画にっきです。

The Hate U Give

Unknown

仲の良い黒人家庭に生まれ、幸せに暮らすスター。
家の周りは昔から黒人が多く暮らす貧しいエリア。
学校は兄とともにご両親の教育方針のために、白人がほとんどの学校へ通う。
スターは家にいる時と、学校にいる時でうまく自分自身をシフトして生きてきた。
学校で白人の友達、ボーイフレンドといる時のスターと
家で家族や幼馴染と一緒にいる時の彼女の仕草や口調が絶妙に変わる描写が、すごくリアルです。

それぞれのコミュニティで浮かないように、うまく馴染む方法が体に染み付いているみたい。
これは多文化の中で生きている自分にも、なんとなく身に覚えがあります。

それなりに楽しく平和に生きてきたのに
彼女の幼馴染の友達が、彼女の目の前で警官に謝って射殺されたことから暴動が始まり
彼女の日常が目まぐるしく変わっていくというストーリー。








主人公役の女の子がすごくチャーミング!
背筋が凍るようなシーンもあるのですが、彼女の笑顔には本当に癒されます。
アメリカの銃社会、格差社会、人種差別、いろんな問題と、家庭愛、友情、勇気。様々なテーマを織り込んだ映画です。

アメリカでは黒人が白人警官に撃たれるという事件がよく起きていて、社会問題になっていると聞きますが
数年前には白人のオーストラリア人が黒人の警官に射殺されるという事件も起きていて
銃がなければこんなに頻繁に人が撃たれることもないだろうにと思うのですが
銃がないならないで、刃物や車で人を傷つける人もいるのも確かだけれど
それでも犯罪率はやっぱり下がると思うんですが。

ちなみにオーストラリアでは96年にタスマニアの銃撃事件をきっかけに銃が厳しく規制されました。




 

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人気ボーカルグループGreeeenの前衛Green Boys誕生の物語
ドラマ「はじめて恋をした日に読む話」で注目された横浜流星くんも出てますが
この映画の中では残念ながらほぼ空気
成田凌くんも杉野遥亮くんもほぼそんな感じ。
せっかく注目の若手俳優さんたちなのに、影が薄くて残念でした。

なので主役はGREEEENの4人ではなく、菅田将暉くん、でもなく
兄役の松坂桃李くんでした。
そしてカッコよかったです。

しかし「キレると日本刀持ち出すヤクザより怖い親父」ってマジか😅
銃刀法違反じゃないの?と突っ込みたくなりましたが
そこが覆面歌手誕生のきっかけとなったと思うと不思議ですね。
本当のところはどうなのかは謎ですが。。。

前向きになれるまっすぐな歌詞と
眩しいぐらいの若さがいじらしい。

誰かを元気にする「心の医者」になった。
ストーリーはちょっと浅くて登場人物の気持ちが何度もブレてるけれど
イケメンを拝める映画と思えばいいのかしら。
それにしてもGREEENって今も覆面で活動してるんですね。

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キリンのラベルの可愛いタンジェリン・ドリーム
少し前のことですが日豪プレスの自然派ワイン特集でも取り上げさせていただきました、スモールフライというバロッサのワイんメーカーのオレンジワインです。

IMG_3416

あまり美しい画でなくて申し訳ないですが
これ、実はサリー・ヒルズにある小さな映画館のバーで撮ったものなんです。

映画館のバーにオレンジワインがあるなんて
いや、むしろオレンジワインのある映画館なんて、というべきでしょうか。

ミネラルたっぷり、塩気も少し感じます。
おでんや寄せ鍋食べたくなる!
私の身近にこのワインを飲んで何気に「自然を抱きしめてるようなオレンジ」なんて美しく表現してくれた友がいて
なんとぴったりかつ美しい言葉なのだと一人感動し身悶えしたのです。

ワインについていつも書いたり喋ったり色々していますが
同じ人間が発信したものだと、どうしても、違うワインを表現するのにも同じような言い回しになりがちです。



ビビッと刺激をくれる一言をいただきました。

ちなみにこの日に見た映画はこちら



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Search/サーチ (字幕版)
ジョン・チョー
2019-01-11


引き続き、機内で見た映画レビューです。
今回はSearching (邦題は「サーチ」)。

作中がほぼ全て、パソコンのスクリーン上のやりとりで構成されているというもので
行方不明になった高校生の娘の行方を探すシングルファーザーの視線で物語が進んでいきます。
エンターテイメント色の強いストーリーで
よくできた、テンポの良いストーリー展開でした。

ソーシャルメディアの世界で
被害者や被疑者が無責任に吊るし上げられたり周りが煽って賛同したり
日本の映画で似たような情景を描いた
湊かなえさんの「白ゆき姫殺人事件」を少し思い出した部分もありました。

「Facebookで友達」が必ずしも本当の友達ではないとか
実際の彼女を知っている人が本当に少なかったりとか
そうかと思えば事件が注目された途端「親友だったの」とか言い出したり「捜索活動のボランティアに行ってきました」とかいう子が出てきたり

でも最後は希望の持てる終わり方でよかったなと。


 

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sweetbeanpaste

これはたまたまですがシンガポールで英訳されたものを購入して読み
その後映画も見た作品です。
日本語がもとになっている本ということもあり、とても読みやすいですが
やはり話のメインテーマである「ハンセン病」という単語は、調べないとわかりませんでした。

生きていることへの意味とか
普段考えずに生きている
それはたぶん、結構恵まれているからなんだ。

人は社会の中で生きていて
運命の掛け違いによって
人と違う流れの中で生きていく人がいる

図らずも前科者になった孤独な中年男
何をしたわけでもないのに突然病気になり家族や社会から突然切り離された少女
高校も行かせてもらえないかもしれないという貧困家庭の中学生

実はとてもヘビーなテーマなのに
ただただ生きているということをこんなにも幸せそうに演じられる女優が
彼女以外に、いま、いるんだろうかと思うぐらい
樹木希林さんの笑顔は本当に美しかったです。

映画の中では中学生の女の子の存在感の意義がイマイチわからなくて
「このキャラクターいるのかな?」と正直思いました。
むしろ彼氏?役の太賀くん、光って見えました。小説の中には出てこないキャラクターでしたが。

小説の中ではこの彼女が持ってきたブラウスの下りですごく泣かされたので
とらえ方が違うのかなと。

英語もよいですがやはり日本語も美しいですね。


Sweet Bean Paste
Durian Sukegawa
Oneworld Publications
2017-11-14

([と]1-2)あん (ポプラ文庫)
ドリアン助川
ポプラ社
2015-04-03


あん
樹木希林
2016-03-16






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