Now Where's My Wine?

シドニー在住、ワインライター兼通訳のフロスト結子です。オーストラリアから楽しいワイン情報を発信します。

タグ:小規模生産者

こんにちは。
ご訪問ありがとうございます。
日曜から雨続きのシドニーでは肌寒い日が続いています。
ちなみにこの記事を書いているのは、火曜日の夜でございます。



本日はバロッサ・バレーより、のRuggabellus `Fluus` 2014。
まず、なんて読むんだ、コレ?って感じですが・・・。
ラガベラス・フルーウス。
http://www.ruggabellus.com.au/
Abel Gibsonはペンフォールド、ロックフォード、クリス・リングランド、チャールズ・メルトンなど、世界的にバロッサを代表する名ワイナリーでキャリアを重ねたワインメーカー。

Ruggabellus= `rugged beauty’ 日本語に訳したら、無骨な美しさ、って感じかな?

グルナッシュが主のブレンドで、マタロ(ムーヴェドレ)、サンソー。シラーが1%。
サンソーが24%という、結構な比率で入ってます。
サンソーは、熱と乾燥に強い品種とのこと。・・・バロッサですね。
ローヌ・スタイルのバロッサの赤ワインによくブレンドされているそうです。

ところでバロッサの赤ワインというと、色も濃くて、肉厚でアルコールもがっつり、なんてワインを想像しますが
これはグラスに注いでみたら、むしろ儚げに淡め。
ちょっと曇ってて、アンフィルター(無ろ過)なのかなー、と思いながら飲んでみます。

見た目だけで判断したら、ピノ・ノワールみたい。
そしてお味も、とっても軽やかで優しい口当たりです。お花を飲んでいるみたい。
ラズベリー、スミレ、桑の実、柔らかく控えめに、でも確実に主張しながら続く優しい渋味。
ナツメグっぽいスパイスの香りも。
軽やか、とはいえそれでも余韻はやっぱり温かい。
いろんな品種のブレンドなだけあって、とてもバランスのとれた印象です。

大切な人と二人で、ゆっくりといろんな話をしながら過ごす夜にどうぞ。

今日も読んでくださって、有難うございます。


ブログランキングに参加しています。
にほんブログ村 酒ブログ ワインへ
にほんブログ村


人気ブログランキングへ










こんにちは。ご訪問ありがとうございます。

本日は南オーストラリア州のマクラーレン・ヴェールのYangarra Estate PN Pet Nat 2014
をご紹介します。
http://www.yangarra.com/
お値段は32ドル。
 
Pet Natはペティアン・ナチュール(自然微発泡)の略。
・・・微発泡どころかサイダー並みの、結構な勢いの泡ですが・笑
ブドウの糖分が自然酵母によって自然と2次発酵を起こして発泡。
手摘み、足踏み、アンフォラ(粘土製の壺)で醸造。

写真提供:オット

これがアンフォラ。いろんな大きさや形のものがあるみたいです。

There have been no additions of yeast, enzyme, acid, tannin or sulphur.
ということで極力人間の手を加えずに作られた、とのこと。

因みにオーストラリアのスパークリングワインにはすっかりおなじみのクラウンシール。
グルナッシュ主体、ちょっと甘くてでもしっかりめボディ。クランベリー、ターキッシュデライト、どこかスパイクがあるなと思う印象はカリニャンから?
シャンパーニュよりずっと気軽にグビグビっと飲めてしまう。

ちなみにこれは、ワイン好きのネイリストさんのお宅へ持参したワイン。
華もあって芯もあって。そんな女性と一緒に飲みたい一本です。


ブログランキングに参加しています。
にほんブログ村 酒ブログ ワインへ
にほんブログ村


人気ブログランキングへ

今日も読んでくださってありがとうございます。
 



オーストラリアの首都キャンベラでも、実はワインは作られています。
Helm Wineryはワイン観光ビジネスの成功例として本にも出てきているワイナリーで
セラードアで訪れた観光客が五感を使ってワイン造りに触れられるというもの。
ティスティングはもちろん、樽に耳を押し当てて2次発酵している音を聞いたりと、ワイン造りに関するいろいろなことを実際に体験して学べるそうですよ。

こちらのハーフドライは糖分をしっかり目に残した甘いリースリング。ドイツのハルプトロッケンをイメージしたお花と蜜と甘いネクタリンのようなフルーツ。
日本と季節が逆のオーストラリアよりお届けしていますので、夏らしいワインばかりが続いていますが悪しからず。
暑い夜のタイ料理と一緒に飲みたいワインです。


ブログランキングに参加しています。
にほんブログ村 酒ブログ ワインへ
にほんブログ村


人気ブログランキングへ

今日も読んでくださってありがとう。
 


Mac Forbes EB Pretty Young Thing Syrah Nouveau 2015
http://macforbes.com/
ヤラ・ヴァレーのマック・フォーブスの作ったヌーヴォースタイルのシラー。
EBとはExperimental Batch、ということらしく、「とりあえず試しに作ってみた」っていう感じなのかな?「プリティー・ヤング・シング」って、なんだかティーンの女の子みたいだな。
ただただ若さが眩しい感じ。

色は本当に紫。赤じゃなく、紫。
グレープジュースの延長のような若々しく荒々しい、噛み応えのある赤い果実。
液体なのに口の中で噛めそうなテクスチャー。
ブドウの房を丸ごと潰した時の、ブドウの茎の香りと味がするような。
蒸し暑い真夏の遅い夕ご飯に、しっかりめに冷やして頂句と美味しい軽やかで、でも芯もしっかりとある赤ワインでした。

ブログランキングに参加しています。
にほんブログ村 酒ブログ ワインへ
にほんブログ村


人気ブログランキングへ

今日も読んでくださって有難うございます。



ご訪問ありがとうございます。
今日のワインは西オーストラリアから。




西オーストラリア州グレートサザン、デンマークのワインメーカー、Andrew(AJ) Hoadleyのワイン
La Violetta Nova Syrova(ラ・ヴィオレッタ ノヴァ・シローヴァ)です。
生産規模はごくごく小さく抑えたナチュラルなワイン造りを行っているワインメーカーです。
http://laviolettawines.com.au/

オーストラリア各地とイタリア(ピエモント、アブルッツォ)、ワシントンと、様々な気候と環境の中で修行。

この後ろのラベルに書かれた

ciras
cannonau
picotendro
rulandeske modre
monastrell

一番最後のmonastrell(=ムーヴェドレ)しか知ってる名前がないこのブドウ品種??なのか?というこの名前の羅列。
実は全て馴染みのあるブドウ品種なのです。

ciras=シラーズ(オーストラリアにJames Busbyによって持ち込まれた当時のスペル)
cannonau=グルナッシュ(サルジニアでの別名)
picotendro=ネッビオーロ(イタリア、アオタヴァレーでの別名)
rulandeske Modre=ピノ・ノワール(チェコでの別名)

だ、そうです。

この別名を全部調べたのもすごいけど、この品種を全部ブレンドしようとしたのもすごい。
ブラインドで飲んだら全く何かわからない!

軽めの赤でボジョレ・ヌーヴォーみたいなブドウの茎を軽く噛んだようなキュッとしたテクスチャーと
バブルガムっぽい香り。ちょっと香草っぽい香りも。
自然発酵、無濾過。
ワインに詳しいお友達同士の集まりに小ネタとして持っていきたいワインですね。 

La Violettaのワインはいつもどこか遊び心があって楽しい。


こちらも同じメーカーのゲヴュルツトラミナー。
ゲヴュルツのスペルGewürztraminerのüをスマイリーマークに見立てたラベルが可愛い。

日本にもいくつかラ・ヴィオレッタのワインは入っているようですね。
こういうオーストラリアのワインが世界に知られていくのは、すごく嬉しい。

ブログランキングに参加しています。
にほんブログ村 酒ブログ ワインへ
にほんブログ村


人気ブログランキングへ


↑このページのトップヘ