Now Where's My Wine?

シドニー在住、現地法人でワインに従事するフロスト結子です。オーストラリアから楽しいワイン情報を発信します。

タグ:ハンター・ヴァレー

私の会社では毎週金曜日社内でワインテインスティングをします。
それを仕切っているのが私の直属の上司なので、たまに上司が不在の時などは私がやらせてもらってます。在宅になってから、この金曜日のテイスティングがSkypeによるセッションなりました。

以前は当然ながら上司と私でワインを用意してたのですが
今はそれができないので
上司が火曜日ぐらいに「お題」を用意して
それに合わせて各自ワインを用意して参加しています。(参加は自由)

先週イースター前のテイスティングのお題は「チョコレートマッチング」でした。
私は普段チョコレートはほとんど食べないのですが
こういう大喜利っぽいのは好きなので考えてみましたよ。

私の選んだワインは
シラーズ&ピノ・ノワールのブレンドと、バルサミコ・ラズベリー入りのチョコレート
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シラーズとピノ・ノワールのブレンドは
ハンター・ヴァレーの伝説のワインメーカー
マウント・オーシェアの生み出したブレンド。

オーストラリアには古くからシラーズとピノ・ノワールをブレンドしていたんですが
最近このブレンドにまた注目が集まり
ジャイアントステップスのスティーブ・フラムスティード、マック・フォーブス、ヤラ・イエリングのサラ・クロウなど名だたる生産者たちが作っていて
再び新たなトレンドとして注目されているんです。
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今回はチョコレートに普通にピノ・ノワールやシラーズに合わせるより面白いかな、と思って選んでみました。甘酸っぱいベリーの香りとよく相まって美味しかったです。
ピノ・ノワールの滑らかさと軽やかさ赤いベリーの果実、シラーズのスパイス感と凝縮感がバランスよくまとまっています。軽やかですが凝縮あり。ハンターのシラーズですが全く重くないです。


「ピノ・シラー?へえ、新しいね?」なんて言われてますが
実は伝統のあるブレンドが復活したのですよ。
WANDS誌にも書かせていただきました。




ジャイアントステップス自体は日本にも入荷していますが、
このLDR(ピノ・シラー)はないのかな?アマゾンにはないみたいです。



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ハンター・ヴァレーの主力品種のひとつ、ヴェルデリョ。

私のワインへの世界の入り口はオーストラリアだったこともあり
馴染みのある品種だったのですが
世界では意外とマイナーな部類に入る品種なのですね。
ちなみにスペインの白品種であるヴェルデホとは名前は似てますが別品種です。
特徴も似てるのに、不思議ですが、どこかで何か繋がりはあるのかもしれませんが。

もとい。
これはスモール・フォレストの敦子さんのワイン。
敦子さんのワインの魅力はテクスチャーです。
香りは穏か、深みとテクスチャーがあり、優しく滲みこんでくる。
ごくごくっと豪快に飲むより、じっくりじわじわと頂きたいワインです。


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日本のワインのプロフェッショナルの方々にお話を伺うと
「ストーリーのあるワインが売れる」というお話が出ることがよくある。気がする。
日本人は情に厚い。ドラマが好き。
そしてエピソードのあるワインは、人の顔とリンクするから覚えやすい、ということもあるでしょうね。
オーストラリアにも、今も昔も色んなエピソードのあるワインはたくさんあります。

今日のシラーズは、そんなワインのひとつ。



Harkham Hark Angel Shiraz 2015 Hunter Valley

ハンター・ヴァレーのオーガニック・ワイナリー、ハーカム Harkhamのシラーズです。
ちなみにコーシャー・ワイン(ユダヤ教のラバイによって製造課程が確認され、認定されたワイン)の認定も受けてるそうです。

無清澄、無濾過、保存料無添加、手摘み、コーシャー(KAというロゴ)。

ハーカムのオーナーでワインメーカーであるリッチー・ハーカムは、
昔バイクの事故で大怪我をして、その後ヨーロッパで、膝のドナー移植手術を受けました。
(オーストラリアではできない、らしい)。

亡くなった方からの善意で、自分がまた元どおりに歩ける、走れるようになったことに感謝し
自分の受けた恩を違う形でペイ・フォワード=恩送りしたい、という思いを形にしたのがこのワインです。

このワインの売り上げはすべて、ミャンマーのシチュワンの辺境地の
70人の子供達のための学校建設のための基金に寄付されるそうです。

元々ハーカムには、常に恩返し 、Giving Backするという信念があります。
「ハーク・エンジェル」とは、ワイナリーの名前と、人生の窮地に至った時に舞い降りてきて助けてくれるという「アーク・エンジェル」になぞらえたもの。
私にとってそのドナーの方がそうであったように
あなたも誰かの”ハーク・エンジェル”に、なってみませんか、というメッセージが込められています。

http://harkhamwine.com.au/

ワインはとはいうと、土っぽさ、野生っぽさのあるハンターらしいシラーズです。
ハーカムのワインは、ロゼもおすすめ。
シドニーにお住いの方は、距離的にも行きやすいワイナリーなので、是非どうぞ。

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オーストラリアでワインを作る女性、ラドクリフ敦子さんのワインを、初めて頂きました。
Small Forest by Atsuko Chardonnay 2015 Upper Hunter Valley
Facebook Pageはこちら→

オークの使い方が上品でいい塩梅にトロリとした質感が魅力。
とてもバランスの良い、ウィークデー・ワインですね。

これはヴェルデリョ(ヴァデーロになってるけど)。



ハンター・ヴァレーには何度も行ってますが
実は行ったことがあるのはローワー(Lower)・ハンター・ヴァレーばかりで
アッパー(Upper)・ハンターの敦子さんのワイナリーには、実はまだ行ったことがなくて
行かなくてはいけないPriority Listの、かなり上位に入ってる場所です。
ハンター・ヴァレーと一言に言ってもかなり広く、
LowerとUpperで降水量を含む気候がやっぱりかなり違うようです。
次のお休みに、行ってみたいなあ。

ところで、ホームオフィスを作ろうと、倉庫になっていたセカンド・ベッドルームを整理していましたが
その後、諸事情ありリビングの片隅にデスクを移さなければならない時期があって
結局そのままそこが仕事場になっちゃいました。

晩御飯仕込みながら作業したり・笑


寒い夜は布団をかぶり。本棚にも近くて、割と快適。

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こんにちは。すでに2016年ヴィンテージのワインが発売になったオーストラリア。
まだ4月初旬。は、早くない?!
ちなみにリリースされたのはハンター・ヴァレーのセミヨン。

年々リリースの時期が早くなっている気がするのですが・・・気のせいでしょうか。 



こちらはまだ2015年。ハンター・ヴァレーの老舗、ティレルズのシャルドネです。
お手軽価格の$23。樽がしっかりめ。美味しいですよー。


実は生まれて初めて行ったのが、このティレルズワイナリー。
オーストラリアでは最古といわれるワイナリーですが、

オーストラリアには、「最も古いxxのひとつ」、みたいな言い回しがよくあって
正確なところは良くわかりません。
他にも同じ(ぐらい?)古いワイナリーが複数ある時点で、じゃあそれ「最も古い」って言わないんじゃない?と日本人としてはつっこみたくなるのですが。 

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