ノーベル文学賞受賞者のカズオ・イシグロの作品を初めて読みました。
読んでいる間も、読んだ後も、
とにかく衝撃、の一言。
こんな世界観があるなんて、という衝撃のあと、胸がひんやりとし
読了後しばらく引きずりました。
臓器提供を目的としてクローンで作られた子供たちが
その事実を当たり前の世界として育つ。
ハリシャムという寄宿学校的なところで育つ彼らは
大人になると「臓器提供者」となり
命が尽きるまで臓器提供を繰り返す。
というとんでもなく非情な設定で生きる若者たちのお話なのですが
自分たちの運命を最初はただ当たり前のものとして受け入れ
途中いろんな葛藤で苦しみながら
その過酷な運命に向かって生きて(死んで?)いく。
臓器提供者として生まれた主人公キャシーの目線で一人称で書かれているので
彼らの状況や寄宿学校の意味や目的の説明は一切なく
しかも彼らは独特の言葉を使っていて
読者はこう言った言葉や状況が本当は何を意味するのか
読みながらだんだんと状況を理解していきます。
なので尚更背筋が冷たくなるという相乗効果。
本当にすごい世界観にはすごく感動したけれど
本当に悲しすぎる物語で
読み返す勇気はしばらくありません。
でも他のイシグロ作品も、ぜひ読んでみたい。
ワインはじっくりじわじわ飲めるものを選びました。
写真に写っているのマーガレット・リヴァーのBrookland Valley Estate Chardonnay。
じっくりゆったり飲めるコクのあるシャルドネです。
映画にもなりました。
日本でもドラマ化や舞台化してますね。
先日お亡くなりになった三浦春馬さんも名演技を見せています。
今日も読んでくださって、ありがとうございます。
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こんな世界観があるなんて、という衝撃のあと、胸がひんやりとし
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臓器提供を目的としてクローンで作られた子供たちが
その事実を当たり前の世界として育つ。
ハリシャムという寄宿学校的なところで育つ彼らは
大人になると「臓器提供者」となり
命が尽きるまで臓器提供を繰り返す。
というとんでもなく非情な設定で生きる若者たちのお話なのですが
自分たちの運命を最初はただ当たり前のものとして受け入れ
途中いろんな葛藤で苦しみながら
その過酷な運命に向かって生きて(死んで?)いく。
臓器提供者として生まれた主人公キャシーの目線で一人称で書かれているので
彼らの状況や寄宿学校の意味や目的の説明は一切なく
しかも彼らは独特の言葉を使っていて
読者はこう言った言葉や状況が本当は何を意味するのか
読みながらだんだんと状況を理解していきます。
なので尚更背筋が冷たくなるという相乗効果。
本当にすごい世界観にはすごく感動したけれど
本当に悲しすぎる物語で
読み返す勇気はしばらくありません。
でも他のイシグロ作品も、ぜひ読んでみたい。
ワインはじっくりじわじわ飲めるものを選びました。
写真に写っているのマーガレット・リヴァーのBrookland Valley Estate Chardonnay。
じっくりゆったり飲めるコクのあるシャルドネです。
映画にもなりました。
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先日お亡くなりになった三浦春馬さんも名演技を見せています。
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