Now Where's My Wine?

シドニー在住、ワインライター兼通訳のフロスト結子です。オーストラリアから楽しいワイン情報を発信します。

タグ:オーストラリアで働く

私のリストラ体験記、最初から読む場合はこちらからどうぞ→

私は会社員勤めの間にフリーランスでも色々活動をしてきました。
連載をいただいている日豪プレスさんの他に
仕事に行きながら2つも3つも同時にプロジェクトを抱えることもあって 
なぜか、こういうプロジェクトって、重なることが多いんです。
でも来ないときは全く来ない。

今回はこの暇な時期に、フリーランスの仕事が入ればありがたいなーと思っていたら
むしろその逆で、会社を辞めるのとほぼ同時期に、クライアントの一つから、「契約終了のお知らせ」をいただいちゃいました。
まあ、そんなものですね。


それでも、仕事を辞めることになった時、しばらくはフリーランスだけでやってみようかな?
と思わなくもなかったですが、
ヘタレの私にそんな根性はなかったです。
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3ヶ月の間、フリーランスの仕事はほとんど入ってきませんでした。
そして改めて実感したのです。

フリーランスでお仕事を生活が成り立つほどに仕事をいただくには
自分からどんどん仕事をとる覇気と根性がないとやっていけない。
仕事が来ないなら取りに行かないといけない。

世の中にはフリーでやっている方ももちろんたくさんいらっしゃるわけですが
仕事の量や収入に波がある、ということが、不安すぎて、ヘタレの私には無理でした。

一方で、私はオフィス環境がなんだかんだでとても好きだったのだと、改めて。
人が集まって仕事をする場所が好きだし
特にワイン業界という場所は、いろんな人に囲まれて刺激を受けていなくてはいけない。

正直いうと、現場を離れてからは、ワインへのインスピレーションも下がりっぱなしで
全くアイディアがうかばず
ライティングなどの作業が、とても苦しかったです。
毎日出勤できる会社があってこそ、私はフリーランスも頑張れるのだと改めて。
そしてもちろん、家事をめっちゃやってくれる影武者のような夫の支えのおかげでもあります。

3ヶ月のお暇をいただき、またパワーアップして帰ってまいりました。
そして会社勤めが始まった途端、入ってくるフリーランスの仕事・・・笑
そんなものですね。


長く続きましたリストラシリーズ、次回で最終回です。

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オーストラリアでリストラに遭った話シリーズ

最初から読む場合はこちらからどうぞ→ ⑦   最初にも書きましたが、
オーストラリアではたとえ何年勤めても、基本自己都合による退職の場合、退職金は出ません。
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リダンダンシー、つまりリストラに遭った場合、勤務年数に応じて慰謝料のような感じでお金が貰えます。
9年勤めた私の場合は

  • 16週間分の給与(ただしスーパーアニュエーション(年金)はなし)これが勤続年数が2年とかだと6週間分とか、5年だと10週間分だとからしいです。
  • 10年間勤めた後にもらえるはずだった長期休暇分の有給
  • (3ヶ月居残ることによって追加された)リテンション・ボーナス
  • そしてどうやら非課税対象らしい
感覚としてはざっと7−8ヶ月分ぐらいの手取りのお給料分が貰えた感じでしょうか。
あんまりちゃんと計算はしてないですけど。



で、私のお金の使い道ですが

  • Macbook Air 今までは前職の会社やフリーランスの依頼先から貸与していただいたので、実は自分のマシンを持っていなかったので、これを機に、久しぶりに自分用に新しいものを買いました。IMG_3538
  • フランス語講座 今年頭から続けているフランス語の学校の学費に当てました。と言ってもそんなめっちゃ高くはないです。
  • 国内旅行 と言っても地味目。ニューキャッスル行ったりゴールドコーストでマラソン走ったりと、その程度。
  • キャリアコーチ代
あとは当面の生活費と、それ以外はダラダラ使ってしまいそうなのが怖かったので
投資用の口座に入れました。
リダンダンシーになったらああするこうする、と夢を見ていた時もありましたが
実際になってみると、やはり堅実にならざるを得ません。

一時的にまとまったお金が入る、とはいえ、あまり楽観視もできないのがリダンダンシーです。

私は結果的に退職して3ヶ月後に、しかも前職よりもかなり良い条件で
次の仕事が決まったので、運が良かった方だと思います。

でも、それは所詮結果論にすぎません。
同じ境遇で何ヶ月も仕事が決まらなかったとか、決まっても前回より良くない条件だったりとか
厳しい話もいくつも聞いていました。

いつまでもフラフラ、ダラダラと、いただいたお金を浪費する気持ちにはなれませんでした。
当たり前ですが、収入がなければ銀行口座の残高は減っていく一方です。
その減るスピードの速さに慄きながら、無職であることの怖さを思い知ったのでした。

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オーストラリアでリストラに遭った話シリーズ
最初から読む場合はこちらからどうぞ→ ⑦
仕事を探すことになってから、とにかく業界・業界外のいろんな人に時間を作ってお会いしました。
「人に会いに行きなさい」

業界各人から「●●さんとxxさんと、キャッチアップしたらいいよ」と、これはキャリアコーチの友人だけでなく、複数の方にいただいたアドバイスです。

いわゆるネットワーク作りですね。
メールやSNSで様子伺いするだけでなく、直接会って話す方がお互いの印象に残りやすいし
いろんな話に繋がりやすいのだそうです。

アポを取って、お時間あればコーヒーいかがですかとお誘いする。
コーヒーじゃなくてもランチやワインテイスティング(業界の性格上)でも良いのですが

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ここでビックリしたのは「たとえ直接は知らない人やそこまで親しくない相手でも、話を聞いて役立つと思ったり働いてみたい企業だったらとにかくアポを取ってガンガン会いに行け」という指令でした。
これはわたしには最初非常にハードルが高かったのです。

でもこれは、直接会いに行って就職を世話して欲しいとかそういうお話ではなく
あくまで「キャッチアップしましょう」と言うカジュアルなもの。

意外な視点からのアドバイスをいただいたり
興味のある会社に知り合いがいることもあり得ます。
最初は忙しいのに時間割いてもらって悪いな・・・と尻込みしましたが

「相手もいつかあなたのネットワークが必要になることもあるのよ」
と言われ。
まずは気軽に会ってくれそうな、つまりハードルの低そうな友人、知人、元同僚などから声をかけました。
ありがたいことに実際声をかけてみると、時間を割いてくださった方が意外とたくさんいらっしゃいました。
返事がこない人も半分ぐらいいましたけど、まあそれはそれで。
振られてもあまり気にしないのがコツ。

流石に日本人の方相手にこれをやるのは、変なお誘いだと思われそうで憚られましたが
オーストラリアでは、あるあるなことのようです。
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そういえば私も昔、普段あまり連絡がなかった人からコーヒーに誘われたこと、何回かあったあった。
行ったり行かなかったりでしたが
それは仕事のお誘いだったり、そうじゃなかったり、いろいろでしたね。

直接仕事につながらなくても、彼らの仕事の仕方やアドバイスを聞くことで元気も出ましたし
君はこんな仕事が向いてるんじゃないかな、今はこんな仕事があるよ、こんな会社があるよ、
と色々助言いただき、大変ありがたかったです。
一番嬉しかったのは

君みたいな人は、本当にワインに情熱を持っている会社に行った方がいいね

と言ってもらったこと。
これが根本で一番役に立った気がします。
自分でも知ってたと思ったけど、改めて言われてやはりそうなんだと思いました。

ワインを扱っているといっても、会社のカラーはそれぞれ違います。
営業やマーケティングなど、一定の分野に優れているからその仕事をしている、扱うのは必ずしもワインじゃなくても良い、と言う人が集まる会社もあります。

以来、業界内での「コーヒーのお誘い」には極力イエスと言うようにしています。

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最近大きな執筆の仕事を頂戴し
ワインメーカーや業界のエキスパートの方々をインタビューする機会がたくさんありまして
インタビューは録音して後で聞き返します。

オーストラリアで暮らす前からTOEICは満点に近く
英語は上手いとネイティブ含めいろんな人から言われほめそやされ10数年。

現地法人の職場は全員英語のネイティブで
自分の英語はそこそこイケてると思っていたんですよ。
そんな自分を今は殴ってやりたい。

いやー、私、英語、下手でしたわ。

自覚なくてすみませんでした。
一般の日本人の人に比べたらできる方とは思います。一応通訳とかもやってますからね。
だけど、まだまだ完璧にはほど遠かった。

ネイティブの人と対話してる録音だから余計かもしれないですが。

オーストラリアの人優しいですからね。
多民族文化の中で暮らしてるせいもあるけど、
やはりこの国は色んなアクセントの人にとても寛容なんです。

先日トランプ大統領が日本の記者の英語をこき下ろしたシーンがあったけれど
オーストラリアでは、私の周りではあんなことはないなあ。

日本人だから日本語のアクセントもあるし、まあそれはしょうがないっちゃしょうがないけど
緊張すると文法も間違えるし早口になるし
自分で自分に突っ込みどころ満載でした。

あと、オーストラリア人は論理的にしゃべるのがうまいですね。
これはもしかしてウェスタンの文化の中では当たり前なのかもしれないけど

「僕はこう思う、なぜならば」という筋立てが非常にうまい!
なのでインタビューも非常にスムーズでした。

特にジャーナリストの方などは彼との会話をそのまま文字に起こせばそのまま記事にできそうなほど
言葉の選び方も美しいだけでなく筋が通っている。

今度はもっとこういう風にしゃべろうとか
緊張しててもゆっくりしゃべるように気を付けようとか

私の英語のお勉強のためにいただいた仕事ではもちろんないのですが
そういう意味でも貴重な機会をいただいたと思ったのでした。

いつも私の下手な英語に付きあってくれてる同僚にも感謝し
もうちょっときれいにしゃべれるようにこれからも努力しようと思いました。





写真はあまり関係ないけど、取材中にいただいたポストカード。
これからも謙虚に地道な努力は忘れずにやっていきたいと思います。

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なんだかんだでもうクリスマスです。



こちらはクリスマスイブは日本の大みそかのような感じで
どこのお店も超混雑します。
今日地元のスーパーに開店時間の7時を少し過ぎたころに行ったら
既に超長蛇の列が。がーん・・・出遅れた。

クリスマスはターキー、ではなくクリスマス・ハム、シーフード(牡蠣、エビ)。
そしてシャンパーニュ。


今年は(も)?、職場の環境が大きく変わり、それに伴う仲間のと別離があったり
チャレンジしたことが力不足で及ばなかったり
ついでに夫が大けがをしたりと
何度か辛いと思う時もありましたが

同じ職場で新たな自分の場所をなんとか見出し
新しい友達がたくさんでき
古い友と10年以上ぶりに再会したり
去年はできなかったけど今年はできるようになったこともあり

総括して、良い年でした。



ピーター・レーマンのシラーズ畑

どこにいても何をしても
そこで面白いことを探すんだ!
それでも面白いことがそこにないなら、自分で作るんだ!

いつもそうポジティブではいられるわけではないですが、
時には落ち込んだとしても、Keep tryingということで。

今年は会社の休みを取らず、祝日(25,26日)以外は出勤という
ほぼ通常通りですが
執筆や翻訳に気持ちに余裕をもって取り組みながら
来年やりたいことを書き出してみようと思います。
どうぞ素敵なクリスマスをお過ごしください。



真夏のシドニーより、愛をこめて

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