Now Where's My Wine?

シドニー在住、現地法人でワインに従事するフロスト結子です。オーストラリアから楽しいワイン情報を発信します。

カテゴリ: ポルトガル

1日目のディナーはTraçaというレストランへ。
何故か入れたはずの予約が入ってなかったけど、席空いてたから結果オーライ。
ポルトガルのディナーの予約のピークは8時半ごろだそうで
それより少し早めの時間に行ったのが良かったのかもしれません。

Traça、はトラッカ、ではなくトラーザ、と発音するそうで
後で意味を調べたら「蛾」でした・・・なぜ

名前はともかく、クラシックで居心地の良さげなレストランでした。

前菜には鹿肉のカルパッチョと、
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山盛りのフォアグラが出てきました。
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しかもメインコースのステーキの上にも焼いたフォアグラ!

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私がフォアグラになりそうでした笑

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レストラン近くにあったねこアート。

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ポルトに滞在中は、もちろんポートだけでなく
ポルトガルのスティル・ワイン(酒精強化やスパークリングではない、いわゆる”ふつうの”ワイン)もたくさん飲む機会がありました。
オーストラリアで暮らしていると、ポルトガルのスティル・ワインはまず手に入りません。
マデイラやポートなどの酒精強化ワインは比較的手に入ります。

何年か前にヴィーニョ・ヴェルデに関する調査をしたことがあって
その後興味を持って探してみましたが、まあー見つからない、見つからない。

せいぜいマテウス・ロゼぐらいかな・・・

というわけで、今回は私たちにとっては大変貴重な機会でした。

ポルトガルワイン、色々手探りですが楽しみましたよ。


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Loureiro、Atntao Vaz、Roupeiro、の間にヴィオニエ。

ポルトガルと言えばやはり土着品種の宝庫!
普段見たこともない品種がたくさんあって面白い。名前聞いただけでは、赤か白かもわからないものも多いですが。

試験の時は呪いたくなりました・・・笑

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こちらはヴィーニョ・ヴェルデのローレイロ。
普段見ないワインがたくさんあるのが面白くて、ポルトガルではずっとバイ・ザ・グラスで楽しみました。
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赤はやっぱりドウロかな?

2日間しかいなかったはずの、ポルトの旅のレポートがなかなか終わりません笑
またすぐ行きたい!

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2009年に結婚した私たち。今回は結婚10周年記念の旅だったので、せっかくなので2009年のヴィンテージ・ポートを飲んでみたかったのですが
ヴィンテージ・ポートは、特に卓越した年だけに造られる特別なポート。
値段も一般的にいって一番高い部類に入ります。

ポート・ワイン・バーのおじさまに2009年のヴィンテージと、あとトーニー・ポートの10年をください、というと
「ヴィンテージは今2011年しかないんだ。それでもいい?」と言われ

んー、じゃあ、それで。

おつまみにはサーディンをください、というと

「ごめん、今サーディンないわー。チョコレートにしなよ、チョコレートの方が美味しいよ」

んー、じゃあチョコレートで・笑

いいけどさあ・・・おじさん、これ、メニューの意味、ある?笑

そんな感じで飲んだ2011年のヴィンテージ・ポートは、とてもおいしゅうございましたよ。
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そしてチョコレートも。右足からプレーン、アーモンド、ジンジャー、オレンジ・・・だったかな。
どのチョコレートがどちらに合うのかも教えてもらいました。忘れちゃったけど笑
ポートを比較して飲むなんて試験勉強の時以来です。
ヴィンテージポートはやはり線がエレガントで複雑。
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英国と深く関わりのあるオーストラリアでも
かつてはワイン造りは酒精強化ワインから始まり
つい最近まで「ポート」と呼ばれていましたが
シャンパーニュと同様に、この名称は使えなくなりました。
まだまだ通称として使っている人はたくさんいますけどね。

ここのオーナーさんが「オーストラリアはポルトガル以外で『ポート』という言葉を使った唯一の国なんだ」と教えてくれました。

ちょっと頑固なおじさんがやっていたこのポート・バーはこちら
https://www.facebook.com/Portologia/






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ポートワインのことを調べようとすると、たいていはまず「高アルコールで、甘口の」という説明がついてくることが多いのですが
実は、辛口のポートも存在しています。
あまりポルトガルの国外には出ないのかもしれませんが
ホワイト・ポートのエクストラ・ドライは極辛口でボディはしっかり、残糖感は皆無でした。
イメージでいうと、「しっかりめのフィノ・シェリー」と言った感じ。
今回はポルトで最初に訪れたシッパー、Graham'sでテイスティングさせてもらいました。IMG_2489


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ポルトの街から川を隔てたところにあるVila Nova de Gaiaには、有名なポートのシッパー(ワイナリー)が多く並んでいます。
こちらは空(ロープウェイ)から見た写真。

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ポートワインの世界では、ワイナリーのことを「シッパー Shipper」と呼びます。
英国への出荷がメインであったことから来た名前と思われます。
フランスワインにかかる高い税金を避けるために新たなワイン産地を探したのがきっかけなのですって。

ワイン造りはここではなく、川上にあるより内陸で温暖なドウロという内陸の産地で造られ
水路を経て、この大西洋海沿いの、より冷涼な街へ運ばれ、熟成、保管されます。
そしてここからさらに世界各国へ運ばれていくのですね。

造る場所と保存・熟成の場所が違う前提というワイン造りもまた
ポートワインを面白くしてくれる要素の一つですね。

教科書で読んでもすぐ忘れてしまうこういったことも
やはり実際に来て見て感じればきっともう忘れない。
机にかじりつく勉強ももちろん絶対に必要、
だけれども、実際にワイン産地を訪れることは本当にもっともっと大事だと思いました。

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チューリッヒで2泊した後に、ポルトガルへ移動しました。
どうやら電車でも行けるようですが、私たちは空路を選びました。
ほんの1-2時間の移動で、公用語がドイツ語からポルトガル語へと変わる。ヨーロッパだなぁ。
が、ポルトガルの方々、英語、そしてフランス語も堪能な方々がとても多かったです。
もしかして他の言語も(スペイン語とか)できる人も多いのかもしれません。

まずはあの有名な「世界一美しい本屋」として有名なLivraria Lelloへ。
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あまりにも人気が出たせいか、入場には制限があり、また、入場料が5€かかります。
ただし、本を購入すると返金されます。

大方ポルトガル語の本ですが、少ないですが、英語の本もあります。
せっかくなので限られた英語の本の中から選んで、ポート・ワインの本と、小説を一冊選んでみましたよ。
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この螺旋階段はハリー・ポッターのホグワーツの図書館のモデルになったとか
ただしJKローリング女史は、公式には一度もそうは認めていないとのことで、諸説あるようです。
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天井にはステンドグラス。
店内にはハリーポッター関連の展示はありました。
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写真ではわかりにくいですが、入場制限があっても店内は随時大混雑
もしかしてですが、有名になって、何も買わずに写真だけ取りに来る人ばかりが増えた上での苦肉の策だったのかもしれません。
やはり超人気スポットな模様。

この本屋以外にも、ポルトの街のあちこちには
ハリー・ポッターを彷彿させるちょっと不思議な景色が広がっていました。
例えばこの家。
ウィーズリー一家の住む「バーロウズ」みたい。
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こちらは何とも不思議な「サーディン・ショップ」。
物凄い種類のサーディン缶が、キャンディーショップみたいな仕様で売られています。
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ハニー・デュークのお店みたい。

ちなみに現地の女子高生は、ホグワーツの制服を彷彿させるような、ケープのようなコートを着ていました。

JKローリング女史は、ポルトに住んでいたこともあったようなので
色々インスピレーションを得たのかもしれません。


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