Now Where's My Wine?

シドニー在住、ワインライター兼通訳のフロスト結子です。オーストラリアから楽しいワイン情報を発信します。

カテゴリ:オーストラリアワイン > オーストラリアのワイン業界

前々回前回からの続きです。

翌日会社に行くと、人事部と上司と3人で集まり

私には2つの選択肢があると言われました。

①退職金をもらって即日退社する。
②引き継ぎのために3ヶ月後残留し、その後退職する。その場合は、長年会社に貢献したことも踏まえ、退職金を①の場合よりも余分に加算する。
よくよく考えてから数日後にお返事することになりました。
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①だと即日自由放免その代わりいきなり無収入
②だと後3ヶ月は収入が確保できる上、 退職時点での勤務期間が9年目に突入するので
ベースの退職金が自動的にアップ、さらに余分のボーナス(一定期間居残ることでもらえるお金で、リテンション・ボーナスというらしい)も追加される。

というわけで圧倒的に有利なのは②。

次の仕事がすぐに決まっていたり、もういいやーとさっぱり気持ちをすぐに切り替えたいのなら①でも良かったのでしょうが
この時点で既に1月半後にヨーロッパへ3週間行くことがも決まっていたので
それを踏まえても②の方が都合が良かったんです。
旅行期間中に収入がなくなるのも嫌ですし。

今思うと、上から人を切れと言われたその当時の上司が、
極力私に有利になるように、色々考慮してくださったのだと思います。
絶対に誰かを選ばなくてはいけない、その任務を負わされるのも辛いものですね。

この後上司は私のところにきて「僕は、君のために正しい選択をしたのかな?」と聞いてきました。
リダンダンシーは大変だけど、長く勤務した私のような者はそれなりのお金をいただけるし、
それをきっかけにキャリアチェンジをする機会にもなります。

それでも、やはり気持ちを傷つけた、と思われたのかもしれません。
実際今まで、リダンダンシーの「手紙」を受け取った後で、泣きながらオフィスから出てきた人も、
私自身たくさん見てきましたし。

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誰かが辞めなくてはいけないのだったら
一番良い条件で辞められるのは私だったし
そもそも私も、「残る側」「見送る側」はもう散々やってきていて
それはそれでものすごく辛かったし大変だったし
他にもいろんなことを踏まえて
もう、いいかな〜と思っていました。

人が減って大変になるのを少しでも先に延ばしたかったというのもあったかもしれませんが
私が少しでも長く残れるようにとか、リテンション・ボーナスとか、勤続9年になるようにとか
色々配慮してくれたであろう上司には、今となっては感謝しています。


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前回からの続きです。
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写真は関係ないですが、ちょうどマルディ・グラの頃だったので。

その日はまあまあに突然やってきました。
今年2月末に今日人員整理があります、という社内アナウンスがあり
対象者は個別に所属長に呼び出されるとのことでした。

今までもこういうことは何度もあり
9年間の間に何人もの同僚、上司、部下を送り出してきました。
切られる方も辛いけど、残る方も残る方で
削られた人員の分の仕事がのしかかってきたりして、結構辛かった思い出がありました。

今までずっと「送る側」ばかりだったので、
今回も自分は対象外だと根拠もなく思っていて
その時のチーム編成を考えても、まあないだろうなと思っていたのに

なんと、呼び出されてしまった!!

最初の反応は、えー!Meですか?😲って感じでした。
人によっては泣いたり怒ったりショックを受ける人も多いので
こう言う時は通知を受けたらもうその日は帰ってもいいよ、と言われるのが常です。
私もそう言われたのかどうかあまり覚えていませんが
とりあえず早退した記憶はないので、多分そのまま会社にいたのだと思います。
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結構冷静に受け止めつつ、とりあえず夫と、社内の仲良しの子や、同じようにリダンダンシーにあった元同僚にも連絡してみました。
翌日に正式なリダンダンシーのオファー(具体的にいくらもらえるとか条件とか書いてある)を頂くということだったので
定時を終えて帰宅してから、夫の助言でリダンダンシーによる退職金の相場を調べることにしました。

2010年の5月に入社したので、この時点で8年9ヶ月の勤務期間でした。
8年以上9年未満は給与の14週間分、9年以上だと16週間分が出るとのこと。
もし近々で辞めることになるんだったら、ちょっと損な気分だなぁ。
それでもすぐに露頭に迷うようなことはなさそうだったので、少し安堵しました。

ウチは共働きで家や車のローンもないし(賃貸だから家賃はかかるけど)
子供も居ないので、身軽と言えば身軽なのです。
リダンダンシーを今まで受けた人の中には
赤ちゃんが生まれたばかりだったりとか、家を買ったばかりとか
あるいは独り身で頼れる家族がいないとか
そういうもっと大変な人もたくさんいますので。

ちなみに同じ日に通知された人は他にも居て、その人は即日退社してくださいと言われた模様でした。
ちなみにその人とは、それ以来、会えていません。

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1年の、4分の1。

なんの話かというと、私が無職だった時間です。
5月に9年間勤めた会社からリストラに遭いました。
オーストラリアでは人員整理は定期的に行われるので
何もそんなに珍しい話ではありません。
むしろ私の場合、9年間も大丈夫だったというのは
今思うと割と奇跡だったのかもしれません。

オーストラリアでは、自己都合による退職の場合、有休消化分以外の退職金は一切出ません。
逆にいうと会社都合の場合、勤務年数によって、慰謝料的な手当てが支給されます(カジュアル、契約は除く)。
オーストラリアではこれをリダンダンシー:Redundancyと呼びますが
リストラ、と言った方が日本語ではわかりやすいので
とりあえずリストラ、と書いてみました。

私は9年も同じ会社にいたので、そこそこの金額の退職金をいただきました。
ずっとずっと追われるように働いていたこともあり
本格的な転職活動にはすぐには取り組まず
とりあえず一息、つくことにしました。

おかげさまで現在は新しい仕事を始めておりますが
その仕事が決まるまでの3ヶ月間、私が何をしてきたのか
書いてみようと思います。
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久しぶりに業界試飲会へ。
シドニーは一般向けのワインイベントもたくさんあります。
実はあまり試飲会が好きではない(←おい)のですが
業界テイスティングは、やはりできるだけ行くようにしています。

今回はVinosphereというイベントで
大小様々なブランドが程よく集う試飲会です。
大手のTyrrell'sから

クリーンナチュラルなKoener's
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オーストラリアのピノ・ノワールの第一人者のBass Phillip、
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ハンター・ヴァレーのセミヨンのトップを作るThomas Wine
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マクラーレン・ヴェイルのMinistry of Clouds
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今回発見した新しいワイナリー、Turon。アデレード・ヒルズですって。
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クラシック派と革新派と、大小織り混ざっている面白いワインイベントです。

こちらはシャプティエの白。
点字ラベルで知られているワインメーカーですね。
シャプティエはオーストラリアでもワインを作ってますが
最近ポルトガルでもワインを作っているとか!
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オーストラリアが主でしたがヨーロッパのワイン、やはり此処数年でまたグッと増えたなという印象です。

ところで無所属になってしまったので
どこの人?と聞かれて「フリーランスです」と初めて答えてみました。 

しかし、ひとりぼっちは寂しいので、そろそろ本格的に働きます。
 
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今週は1週間、日本のワインインポーターさんの営業さんと一緒に
オーストラリアのワイナリーを通訳としてアテンドさせていただきました。
この会社のお手伝いはもう何度かさせていただいているのですが
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お客様だからおべっか使ってるわけでもなんでもなく
本当に、お会いする方がみんな素敵な方ばっかりなんです。
皆さん本当に勉強熱心で、謙虚で、明るくて、そして自分たちのお仕事を愛してる。
オーストラリアに来ても、仕事の愚痴よりも、これからどうしたらいいか、
どんな仕事をしたいかということをいつでもどこでも熱心にお話されていてました。
ああ、この人たち、自分の仕事に誇りを持っている。なんてカッコいい。
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とはいえ、毎回私も楽しくて仕方ないのです。仕事なのに!

オーストラリアはこんなに素敵な場所なんですと実感していただけて
一人一人に本当に何度も何度もお礼を言っていただいて
日本の第一線で活躍される大企業のトップのセールスの方々のお役に立てる日が来るとは。


そして迎える側のワイナリーにも、あなたたちの日本のビジネスパートナーは
こんなに素晴らしい人たちなんですよと伝えることができることも
いや、私が言うことでもないんですけど、とても誇らしかった。

クラフトビールの試飲を楽しんだり
フェリーに乗ったり
ワインや奥様へのお土産を一緒に選んだり

こんな素敵な方々とお仕事させてもらえて
私は心底幸せ者です。

私はやっぱり、この美しく美味しく楽しい国が、大好きなので
シドニー、いやオーストラリアにいらっしゃる方には
思いっ切りこの国の良さを感じて、オーストラリアのことが大好きになって、帰っていただきたいんです。
それは、オーストラリアに住んでいる多くの人が感じていることだと思います。

お忙しい中、たくさんある選択肢の中からオーストラリアに来てくださって
本当にありがとうございました。
また、いつでもお待ちしています。
Peter Lehmann






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