Now Where's My Wine?

シドニー在住、ワインライター兼通訳のフロスト結子です。オーストラリアから楽しいワイン情報を発信します。

カテゴリ:オーストラリアワイン > オーストラリアのワイン業界

オーストラリアでリストラに遭った話シリーズ
最初から読む場合はこちらからどうぞ→ ⑦
仕事を探すことになってから、とにかく業界・業界外のいろんな人に時間を作ってお会いしました。
「人に会いに行きなさい」

業界各人から「●●さんとxxさんと、キャッチアップしたらいいよ」と、これはキャリアコーチの友人だけでなく、複数の方にいただいたアドバイスです。

いわゆるネットワーク作りですね。
メールやSNSで様子伺いするだけでなく、直接会って話す方がお互いの印象に残りやすいし
いろんな話に繋がりやすいのだそうです。

アポを取って、お時間あればコーヒーいかがですかとお誘いする。
コーヒーじゃなくてもランチやワインテイスティング(業界の性格上)でも良いのですが

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ここでビックリしたのは「たとえ直接は知らない人やそこまで親しくない相手でも、話を聞いて役立つと思ったり働いてみたい企業だったらとにかくアポを取ってガンガン会いに行け」という指令でした。
これはわたしには最初非常にハードルが高かったのです。

でもこれは、直接会いに行って就職を世話して欲しいとかそういうお話ではなく
あくまで「キャッチアップしましょう」と言うカジュアルなもの。

意外な視点からのアドバイスをいただいたり
興味のある会社に知り合いがいることもあり得ます。
最初は忙しいのに時間割いてもらって悪いな・・・と尻込みしましたが

「相手もいつかあなたのネットワークが必要になることもあるのよ」
と言われ。
まずは気軽に会ってくれそうな、つまりハードルの低そうな友人、知人、元同僚などから声をかけました。
ありがたいことに実際声をかけてみると、時間を割いてくださった方が意外とたくさんいらっしゃいました。
返事がこない人も半分ぐらいいましたけど、まあそれはそれで。
振られてもあまり気にしないのがコツ。

流石に日本人の方相手にこれをやるのは、変なお誘いだと思われそうで憚られましたが
オーストラリアでは、あるあるなことのようです。
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そういえば私も昔、普段あまり連絡がなかった人からコーヒーに誘われたこと、何回かあったあった。
行ったり行かなかったりでしたが
それは仕事のお誘いだったり、そうじゃなかったり、いろいろでしたね。

直接仕事につながらなくても、彼らの仕事の仕方やアドバイスを聞くことで元気も出ましたし
君はこんな仕事が向いてるんじゃないかな、今はこんな仕事があるよ、こんな会社があるよ、
と色々助言いただき、大変ありがたかったです。
一番嬉しかったのは

君みたいな人は、本当にワインに情熱を持っている会社に行った方がいいね

と言ってもらったこと。
これが根本で一番役に立った気がします。
自分でも知ってたと思ったけど、改めて言われてやはりそうなんだと思いました。

ワインを扱っているといっても、会社のカラーはそれぞれ違います。
営業やマーケティングなど、一定の分野に優れているからその仕事をしている、扱うのは必ずしもワインじゃなくても良い、と言う人が集まる会社もあります。

以来、業界内での「コーヒーのお誘い」には極力イエスと言うようにしています。

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リストラ体験談の続きです。
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最初から読む場合はこちらからどうぞ→⑥ 

前記事のTEDトークを見てから
少しずつですが物の見方が変わりました。


サイモン・シネック曰く、「お金のため💴」と言うのは「なぜ」にはならない。
それは単に「なぜ」を追求した「結果」に過ぎないと言います。

自分のやることにどんな意味があるのか? 何を信じて行動するのか? なぜ皆さんの属する組織は存在しているのか? 皆さんが毎朝起きて仕事をする理由は何なのか? どうしてそれが大切なのか?

私に今回助言をしてくれた友人の仕事は「何か」と言われれば
リクルーターでありキャリアコンサルタントです。
でも彼女は「お仕事は何をしているのですか」と聞かれると
「職業名」を言うのではなく、いつも

「私、人が自分のやりがいのある仕事を見つけたりキャリアアップするのを手伝って、幸せにするのが好きなんです」
 
と答えるそうです。

彼女の仕事はもっと総合的なもので、職業の名前ひとつでは表せないと言うこと。
でもその根底には強い信念があるから、職業名が何、とかは多分あまり関係のないことなのでしょう。
だから肩書きはこの際なんでもいい。
自分が「なぜ」それをするか、の方が、大事だから。

あなたはどうしてワインの仕事がしたいの

彼女がまっすぐに私の目を見て問いかけました。
何故って、そりゃあもちろんワインが好きだから。
なぜそんなにワインが好きなの

ここからは、自然とスルスルと答えが出てきました。
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自分の信念を貫くことができるのなら、肩書きも役職もなんでもいいことに気づけたのです。
自分にとって、何故ワインがそんなに大事なのか、これからどうしたいのか
そして何が一番大事なのか、ようやく分かった気がします。
これからどうやって、自分に、ワインに向き合いたいのか。

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この日から、私は肩書きで仕事を探すのをやめました。
5年後、10年後、あなたはどこにいたいの。何をしていたいの。
ずっとモヤモヤしていたけれど、霧が晴れた気がしました。



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リストラ体験談の続きです。
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キャリアコーチの友人に教えてもらったことはたくさんあって
有償で教えていただいたことを全部ここに書くことはもちろんしませんが

まず一番最初のセッションで「これを観て」と言われた動画をご紹介しましょう。
友人自身の人生を変えたと言う17分の動画。
忙しいとはいっても17分ぐらい時間割けるでしょ?なんて言いながら。

それはとあるTEDトーク(世界的に有名なモチベーショナル・スピーカーの集まるイベント)の一つで
サイモン・シネックの、まずは【なぜ】から始めよう」と言うものでした。


世の中で働くほとんどの人は、当然のことながら自分が「【WHAT 何】をしているのか」「【何】を売っているのか」を知っています。それは売っている商品だったり、営業、とか広報、って言う職業だったり。そりゃそうですね。

そして、世の中のごく一部の人が、「それを【HOW どうやって】やるのか」を知っている。
同じやるにしても、それが上手いかどうかってことですよね。

仕事を探すときは、誰しもこの【WHAT】と【HOW】で決めることが多いかと思います。

では。

「あなたは【Why なぜ】それをするのか」と問われたら?
その答えを知っている人は、意外と少ない。
そしてこのWHYを知っている人こそが、成功するリーダー、と言う話です。

お金とかそう言う直接的なことはとりあえず置いておいて
なぜ、あなたはその仕事を、あるいは分野で働きたいのか?
得意だから?🤔前やったことがあるから採用に有利だから?
それともいっそ単なる消去法?🙈🙈

私のWHATはワイン。

でも、そして私実はHOW、がちょっと曖昧だったんです。

私何がやりたいんだろう。と言うかむしろ、何ができるんだろう。
ワインの知識は、ありますよ。だけどそれだけじゃ仕事はできないから。
私は仕事をする、いや生きる上で一番大事なことを、少し見失っていたようです。
できることとやりたいことの違いは?それは何故?

自分との対話はまだまだ続きます。
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リストラ体験談の続きです。
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ヨーロッパから帰ってきたのが4月末。
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同時に勤務期間が残り1ヶ月となった時点で、 ぼちぼち求人に目を向け始めました。
でもこの時点ではまだそんなに焦らず。

そして同時に信頼できるキャリア・コーチを雇いました。
このとき、会社がオファーしてくれたサービスではなく、
プロとしてキャリア・コーチをしている昔からの友人に、もちろんお金をお支払いしてお願いしました。
まけてくれたけど。

その理由は自分でお金を払ってでも、見栄を張らずに腹を割って話せる人の方が良いと思ったからです。
こういったサービスは安くはありませんが
前からこのサービスに興味があったのと、まとまったお金が入るということもあり、この機会にと思いました。

私が彼女にお願いした理由は、
主に改めてオーストラリアで就職活動する上で
  • 「これは良いけどこれはNG」みたいな線引き
  • 履歴書とLinkedInの書き換え
  • ネットワーク作り
  • 面接での質疑応答の良い例悪い例
  • 給料の交渉
長く働いているとはいえ、日本人の私には
今まで曖昧だった、これらに対する色々な「正解」が知りたかったのです。
結果的に、お願いしてそれこそ大正解!
日本人の感覚ではびっくりするようなことも色々ありましたが
「オーストラリアではこれがごく真っ当なやり方」という仕事の探し方や自分のプレゼンの仕方がわかり、余裕を持って面接に取り組めるようになりました。

何よりそういったテクニックだけでなく
彼女のおかげでまた自信を取り戻すことができたし
自分自身のキャリアに前向きに取り組むことができたと思います。

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彼女いわくリダンダンシーを受けると、人は自分の悪い方や不利なことばかりが目について
自信や方向性を見失ってしまう人も多いそうです。


・・・って、いやまさかね!自分がそうなるとは思わなかったですけどね。

自分は何をしたいんだろう、の問い。
ずっと悩んでいました。

でもこの問いは、「何をしたい」ではなく、「なぜ」を追求することでなんとなく見えてきました。

続く。



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私のリストラ体験シリーズ続きます
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翌日には会社に後3ヶ月残る方を選びます、と伝えました。

これから面接の機会などがあればいつでも行ってもいいし
必要な人にはカウンセリングや、キャリアコーチなどのサービスも用意してあるからと言われました。
ただ利用したかったら明日までとか今週末までに会いにいけだとか
やたらせわしない感じだったので、結局会社のオファーするサービスは利用しませんでした。

そしてそれからは、ヨーロッパに行くまでに仕事を粛々とこなしつつ、
入ってくるフリーランスでの通訳や翻訳のお仕事もどんどんお引き受けしました。
収入、大事ですからね。

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そして仕事関係の人たちには、会うたびに退職する旨のご報告を始めました。
正直「ご報告」というより、むしろ転職の情報確保のためでしたけども。

ちなみに9年間も同じ会社に勤めるというのは、オーストラリアでは珍しい方かと思います。
役職は3−4度変わったものの、同じ会社にここまで長くいることって少ないようです。
オーストラリアではキャリアアップには基本転職しないといけないので
社内採用、昇進ももちろんありますが
フットワーク軽く、だいたい2ー3年で転職することが多いのです。

なので私自身、今まで全く転職活動をしなかったわけではありません。
でも結果的にはそれらは一度も決まることはありませんでした。

それもあり、昔から自分の就職活動のやり方に少し、いやかなり不安を感じていました。
オーストラリアでのやり方、なんとなくは聞きかじってるけれど、私は本当にちゃんとできているんだろうか?
今回ばかりは、今回ばかりはちゃんと決めないといけない。

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