Now Where's My Wine?

シドニー在住、現地法人でワインに従事するフロスト結子です。オーストラリアから楽しいワイン情報を発信します。

カテゴリ:赤ワイン > シラーズ/ブレンド

少し前の画像の整理を兼ねて、
1月の旅行の記録を少しずつ。
時系列がバラバラですみません。

これはキャンベラに行った時のこと。
キャンベラ・ディストリクトのワインメーカーといえば
やはりここがまず出てくるのではないか
というぐらい有名なワイナリーClonakilla。
クロナキラ、と読みます。

オーストラリアには北ローヌにならって
シラーズとヴィオニエのブレンド(混醸)するワインメーカーがいくつかありますが
おそらくここのが一番有名と思われます。

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黒ブドウのシラーズと、白ブドウのヴィオニエを、一緒に混ぜて発酵すると
結果アロマティックな味わいの赤ワインができます。
赤ワインに白ワインの「リフト」、ちょうど花のような軽やかさが加わる感じ。
ワインの楽しい化学変化。


去年は山火事でヴィンテージがなしになり
ヴィオニエはイーデン・ヴァレーの物を取り寄せて作ったそうです。
イーデン・ヴァレーのヴィオニエ?
と聞いて思いついたのがこちらのワインメーカー。




日本語ではヤルンバ、ですか。
こちらではどちらかというとヤランバ、に近い発音です。

ヤランバはイーデン・ヴァレーでのヴィオニエの上手なメーカーとして知られています。
こちらのヤランバの果実をシェアしてもらってワインを作ったそうですよ。

オーストラリアはワインメーカー同士の横のつながりが強く
困った時の助け合いが良くできている印象です。
これはオーストラリアに限ったことではないかもしれませんね。

この日は特別にテイスティングに開いていた2014年のシラーズ・ヴィオニエをトライし
買わずにはいられませんでした。
大事な時に、開けようと思います。

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少し前の画像ですがルークランバートのワインをまとめ買いした時の写真(右3本ね)
CRUDOはルークのセカンドラベルなんですが
びっくりするぐらい安い。のにすごくクリーンで美味しい。
2019年の新ヴィンテージがリリースとなりました。

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ホールバンチプレスの優しいピュアなシラーズ。

ヤラ・ヴァレーってピノ・ノワールで有名なんですが
こういう秀逸なシラーズもあります。
ヤラの冷涼気候のシラーズやカベルネも、華があって好きです。

そういえばルークはピノ・ノーワル造ってないんですよね。。
お元気かな?

また会える日が来ますように。



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今回のバロッサ訪問はちょうど収穫前の時に行ったので
シラーズが収穫前でまだまだたわわに実っていました。

童話に出てきそうなぐらいにどっさり。
やっぱりブドウが見れると嬉しいですね。
ただこの時期はワインメーカーやヴィンヤード・マネージャーが忙しいので
直接会ってゆっくり話したいときは大変かもしれません。


これからいらっしゃる場合は
畑を見るか
人と会うか
どちらを優先するかでタイミングを決められるのもよいかもと思います。

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それはともかくとしてバロッサはいつ来ても、癒されます。
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最近のモダンなオーストラリアワインのカッコ良い部分が
垣間見れるようなロックなラベルのシラーズ。

平日夜ごはんにピッタリの軽い、良い意味で「めんどくさくない」シラーズ。
しかもファッショナブル。

さらっと入った普通のバーで
このワインが出て来たらかなりポイント高いかな。

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前回のブログのタイトルを「夢追い人」と題したのですが
それはなぜかというと

タスマニアに行って、ワインを作るといったニック・グレーツァーを
彼の叔父(ニックの父の双子の兄弟)であり、ウルフ・ブラスやペンフォールズなどでワインメーカーを務めたジョン・グレーツァーが、ニックを”Dreamer”と呼んだそうです。
無謀な、夢みたいなことばかり言って、といった趣旨だったのでしょうか。
ニックの父コリンはティレルズ、バロッサ・ヴァレー・エステートなどでワインを作り
ニックの兄は現在がっつりとしたシラーズやグルナッシュで知られるグレーツァー・ワインのワインメーカー。

そんなバリバリのエリート醸造家一家で育ったニックですが
兄や父、叔父とは全く違うスタイルのワインを目指してタスマニアへ移住したのでした。
ニックのピノ・ノワールのひとつには、そんな背景を由来に”rêveur”(フランス語でDreamer)という名前がつけられています。
(発音はレヴォアール?ですかね。フランス語詳しい方間違ってたらご指摘ください)


そして、これが7年前にジミー・ワトソンを受賞したシラーズ。
モン・ペレ、My Father、ニックがお父さんに捧げたシラーズです。
ホワイトペッパーに柔らかなお花の香り、
ブラインドで飲んだら、ホワイト・ペッパーの香りがなければピノ・ノワール?と思ったかもしれません。
それぐらい軽やかでアロマティックで華やかなシラーズです。
いつまでもいつまでも、飲んでいられる。

なんなら、シラーズが嫌い、という人に、ぜひ飲んでみて欲しいシラーズですね。


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