ランニングブログも更新しています→ロマネ・コンティの畑を走る


ヨーロッパ紀行、いつまで続くのか。。。
読書ノートで更新しましたミシェル・オバマさんの最新書を読んだあとで
ポートの代表的なシッパーの一つであるテイラーズにてこれを見つける。
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テイラーズでは、日本語、英語を含むマルチリンガルのオーディオ機器を借りて
セルフツアーをすることができます。
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 「ご自由にお持ちください」的な畑の礫石とかも置いてありました。
検疫の厳しいオーストラリアに持ち帰るリスクを思って、 持ち帰りませんでしたが
案外大丈夫だったのかもしれません。
まあ、思い出は、何も物理的なものだけではないので・・・

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ツアーの最後は美しい庭園でポートを嗜む。

ポルトガルでは、WSETの資格がちゃんと認識されているようで
WSETのバッジをつけているソムリエ、ウェイターの方をポルト市内でも何度かお見かけしました。
正直オーストラリアでは資格所有者でもこのバッジを着けている人はほぼ見たことがないのですが
これはワーキング・カルチャーの違いだと思います。
かく言う私も、いただいたバッジを公式の場で付けたことは一度もありません。
 
日本でソムリエの方々のバッジが大きな意味を成すほどは
オーストラリアでは、資格を示すバッジは、それほど意味を成しません。
それは資格を軽視しているとかそう言うことではなくて
ワインの教育を受けていると言うことはもちろん履歴書上非常に有利ではあるのですが
必ずしも現場でバッジをつけることには繋がらないと言うのが現状です。
多分、一因としては一般のお客様にとっては、そのバッジが何を示すか、ということがわからない人の方が多いからと
バッジをつけることによるメリットがあまりないからだと思います。
それでも業界試飲会では何度か着けてる方をお見かけはしました。

一生懸命勉強してとった資格でも、バッジ自体にはあまり価値を見出さない、というのがオーストラリアの現在のワーキング・カルチャーです。

サービススタッフが、日本みたいにきっちりスーツ、っていうところも案外少ないので
カジュアルな服装にバッジ、っていうのがまず合わない、っていうのも理由かもしれませんが。

ただこれはオーストラリアはそう、っていうだけなので、
このバッジが日の目を見る国では、バリバリガンガンつけていただき、資格の認知度の向上にぜひ貢献いただきたいと思います。

私が5年前にいただいたDiplomaの真っ赤なバッジも
残念ながら着ける機会はほとんどなく
今もジュエリーボックスに温存されています。
 いつか公の場で、着けること、あるのでしょうかね?

今日も読んでくださって、ありがとうございます。

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