今年から苦手な英語での読書の量を増やしています。
今までは仕事か勉強関連の本ぐらいしか積極的には読んでこなかったんですが
お友達にブッククラブに誘ってもらったことをきっかけに
この世界に溢れている色んな情報や作品にもっと触れたいと思い
自叙伝や今まで知らなかった作家の小説を英語で読み始めました。

そうして手に取った、最初の本がこれです。
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Becoming
Michelle Obama
Crown
2018-11-13


著者:ミシェル・オバマ
タイトル:Becoming
出版:2018年11月13日

前大統領夫人の、ミシェル・オバマさんの自伝です。
本は分厚いですが、とても易しい読みやすい英語で書いてあります。

幼少期からさかのぼりプリンストン大学、ハーバード・ロースクールへ
そして法律事務所で出会う未来の夫と
選挙の様子、大統領になる前、なってからの家族の在り方
彼女自身が掲げた教育や子供たちのウェルフェアのためのプロジェクト


そして一人の女性、妻、母として悩んだこと、
辛かった不妊治療のこと、カップル・カウンセリングのこと
一時子供たちの食事が偏り、このままでは糖尿病予備軍と医者にいわれたこと
夫が政治家になった後も自分が誇りとする仕事を辞めなかったこと

9・11とオサマ・ビン・ラディンのこと
銃社会であるアメリカで起きる銃による暴力や
特に白人と黒人コミュニティとの社会的格差のこと
英国女王や故ネルソン・マンデラ氏、マララ・ユスフザイとの交流のこと
それからオバマ氏の前任のブッシュ大統領、ヒラリー・クリントン氏、現大統領トランプ氏のこと。
選挙中に受けた言葉じりをとらえたバッシングのこと

アフリカ系アメリカ人のコミュニティで育ち
「ちゃんとした英語で話しなさい」というご両親の教育方針の下で
いわゆる黒人スラングを使わない子供だった。
そしたら「なんであんたは白人の子みたいなしゃべり方をするの?」と近所の子供に言われたこと。

プリンストン大学の最初の寮のルームメイトの親が
「黒人の子との同室は嫌だ」とクレームして部屋を変わっていったこと。

オバマさんの議員時代、会ったこともないワシントンの「ワイフクラブ」のどこぞの奥様から
言われた言葉や
銃社会と貧困の中で生きる子供たちに「学校を、教育を使いなさい」と言い続けたこと。

娘として、学生として、弁護士として、母として、妻として、そしてファースト・レディとして
さまざまな”I"をゆったりとした口調で語るミシェルさんの言葉は
まっすぐで、正直で、伝わりやすいと感じました。


それからオーストラリアに暮らしていると
アメリカの社会のことはあまりピンとこないことも多い。
オーストラリアにももちろん人種差別はあるけれど
アメリカのそれとはまた毛色が違う気がする。

最近映画でも、アメリカの人種差別をテーマにしたものを見る機会が立て続けにあったので
また改めて考えさせられます。
ギャングの多い地域の子供たちが
「天気がいい日は家に出たくない理由」というエピソードは、かなり衝撃でした。



ちなみにオーディオブックもあって
ご本人が朗読していますので
併せて聴かれるとまた良いかと思います。

今日も読んでくださって、ありがとうございます。

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