バスケット・レンジズのカリスマワインメーカー、オコタバレルズのピノ・ムニエ。
無濾過?なのかやや濁りがあります。
一言でいうとPretty、と言った感じ。
お花っぽくて、軽やかで。正直なところ、そこまで深みは感じられないワイン。
さらっと軽く飲みたい感じの。でもそんな気軽な値段ではないらしい。
鮮やかなピンクのラベルは、ガーリーでふんわりしているこのワインに合ってると思いました。
たとえば大好きなお花を生けて、それを眺めながら一人で飲みたいワイン。そんな感じ。
オーストラリアには、おそらく最初はスパークリング・ワイン用に植えられたと思われる
ピノ・ムニエが結構あるのですが、そこから敢えて、スティル・ワインを造る生産者も何人かいます。
ちなみにビクトリア州のグレート・ウェスタンにあるベスト(という苗字)というワインメーカーのピノ・ムニエは1868年に植えられたもの。
今現存するフィロキセラ以前の、世界最古のピノ・ムニエと思われます。
彼らもムニエでスティル・ワインを造る、数少ないワインメーカーのひとつです。
今日も読んでくださって、ありがとうございます。
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今現存するフィロキセラ以前の、世界最古のピノ・ムニエと思われます。
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