最近減少していたオーストラリアのシャルドネの輸出量が増えているそうです。
オーストラリアのシャルドネは80年代90年代に人気が高騰し
その後飽和状態になってABC Anything But Chardonnayなんて言葉が生まれて敬遠されたりもして
ソーヴィニョン・ブランやピノ・グリに圧されて
一時期ちょっとダサい、時代遅れみたいなイメージがついてた時もあったようなのですが
最近冷涼な気候の産地の、線の細いエレガントなシャルドネが増えてから
シャルドネの人気がまた復活してきたようです。

冷涼気候のシャルドネ、といえば
ヤラ・ヴァレー
モーニングトン・ペニンシュラ
ビーチワース
タスマニア
あとはバロッサの高地イーデン・ヴァレー。

マウントアダムのシャルドネ、
もしかしてオーストラリアに来て自分で買ったのは初めてかもしれないけど
そういえば、日本でまだ大学生の時、まだ留学もする前

日本で買えるオーストラリアワインはとても限られていて
その時日本で買えた、数少ないオーストラリアワインのひとつがこれでした。
当時はスマホもタブレットもなかったから
小さなメモ帳にこちょこちょ品種の名前や特徴を書いては覚えたものです。
その後フランスワインが全てみたいな日本のワイン文化にショックを受けたりもしました。

今思うとこのシャルドネは
今の冷涼気候ブームの先駆者の一人だったんだな。

今思えば19歳のクリスマス
オーストラリアに一人で渡って
その時に飲んだ、ほとばしるように爽やかな果実味の白ワイン。
いまとなってはそれが何だったかも覚えていないけど
それが私の原点だったのだなと。
ワインだけじゃなく、色んな意味で。
あのクリスマスがなければ、今私はここにはいなかったかもしれません。
特にドラマチックな出会い、とも思わないけど
この世界に入るに人にはきっと
多かれ少なかれ、ワインとの不思議なご縁があったのでしょうね。



今日も読んでくださって、ありがとうございます。


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