ご訪問ありがとうございます。
今日のワインは西オーストラリアから。




西オーストラリア州グレートサザン、デンマークのワインメーカー、Andrew(AJ) Hoadleyのワイン
La Violetta Nova Syrova(ラ・ヴィオレッタ ノヴァ・シローヴァ)です。
生産規模はごくごく小さく抑えたナチュラルなワイン造りを行っているワインメーカーです。
http://laviolettawines.com.au/

オーストラリア各地とイタリア(ピエモント、アブルッツォ)、ワシントンと、様々な気候と環境の中で修行。

この後ろのラベルに書かれた

ciras
cannonau
picotendro
rulandeske modre
monastrell

一番最後のmonastrell(=ムーヴェドレ)しか知ってる名前がないこのブドウ品種??なのか?というこの名前の羅列。
実は全て馴染みのあるブドウ品種なのです。

ciras=シラーズ(オーストラリアにJames Busbyによって持ち込まれた当時のスペル)
cannonau=グルナッシュ(サルジニアでの別名)
picotendro=ネッビオーロ(イタリア、アオタヴァレーでの別名)
rulandeske Modre=ピノ・ノワール(チェコでの別名)

だ、そうです。

この別名を全部調べたのもすごいけど、この品種を全部ブレンドしようとしたのもすごい。
ブラインドで飲んだら全く何かわからない!

軽めの赤でボジョレ・ヌーヴォーみたいなブドウの茎を軽く噛んだようなキュッとしたテクスチャーと
バブルガムっぽい香り。ちょっと香草っぽい香りも。
自然発酵、無濾過。
ワインに詳しいお友達同士の集まりに小ネタとして持っていきたいワインですね。 

La Violettaのワインはいつもどこか遊び心があって楽しい。


こちらも同じメーカーのゲヴュルツトラミナー。
ゲヴュルツのスペルGewürztraminerのüをスマイリーマークに見立てたラベルが可愛い。

日本にもいくつかラ・ヴィオレッタのワインは入っているようですね。
こういうオーストラリアのワインが世界に知られていくのは、すごく嬉しい。

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