Now Where's My Wine?

シドニー在住、現地法人でワインに従事するフロスト結子です。オーストラリアから楽しいワイン情報を発信します。

2019年12月

去年も記事を書かせていただきました業界誌WANDS誌さまに
オーストラリアワイン特集の記事を一部書かせていただきました。

ありがとうございます!

去年は色々欲張りすぎて要領も悪く時間ばかりかけてしまった
という反省点をもとに今年はもうちょっとよく出来た、と、自分では思う!

オーストラリアワインのワクワクが少しでも日本の皆様に伝わればいいなという思いで書かせていただきました。
どうぞよろしくお願いします。

WANDS(ウォンズ) 第409号 (2019-12-07) [雑誌]
ウォンズ パブリシング リミテッド
2019-12-07







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先日の社内テイスティングの様子。
あまり写真が良くないのですが、左から2番目と3番目のワインのラベルが見えますか?
ちなみに後ろのプレゼンテーションにも写ってますが

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西オーストラリアのHoughton(ホートン)です。
英語だと、フートンとホートンの中間ぐらいに聞こえます。
同僚のフレンチの女の子は「ウートン」って言ってます。可愛い。

ホートンは、スワンヴァレーという場所にあるので
白鳥が2羽向き合ったロゴデザインなのですが

このWisdomというシリーズは、よく見たらそのロゴの白鳥に似せた、本なんです。
最近まで気づかなかった。

可愛い!これ読書会で使いたい。

品種はシャルドネとカベルネです。
シャルドネはペムバトンという西でも冷涼な産地
カベルネはマーガレット・リヴァーから。
なかなか(文字通り)スマートなワインでした。
西オーストラリア特集で使おうかしら。


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母が亡くなった今だからやっと聞ける。あなたは父にとって、なんだったのですか?
アンジェラ、あなたのお父さんにとって私はなんだったか、それはお父さんにしかわからない。だけれど、私にとってあなたのお父さんがどんな存在だったか、それは教えてあげられるわ。
ジュリア・ロバーツ主演で映画化されたEat, Play Love(邦題:食べて、祈って、恋をして)の著者
エリザベス・ギルバートの新作を読みました。

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表紙は違うけど同じ作品です。


City of Girls: The Sunday Times Bestseller (English Edition)
Elizabeth Gilbert
Bloomsbury Publishing
2019-06-04



舞台は1940年代のニューヨークの劇場。
大学を退学になり親から半ば追い出される形でニューヨーク・シティにやってきた19歳のヴィヴィアンが
裁縫の才能を発揮して伯母の経営する劇場で舞台衣装を作る仕事を始めるというところから物語がスタートします。

ヴィヴィアンが回想しながら「アンジェラ」という女性に自分の半生を手紙で綴るという形で物語が進んでいきます。
この物語は、冒頭のアンジェラの「あなたは私の父にとってなんだったのですか?」という問いに対し手の答え。
アンジェラが、そして彼女の父が誰なのかは、かなり後の方になるまでわかりません。

若くて世間知らずでヴァージンだったヴィヴィアンが、劇場裏という特殊な環境で色々な人物と関わっていきます。女優、男優、舞台のダイレクター、ダンサー、脚本家。

最初は若い頃のヴィヴィアンのナイーブさ、危うさに相当イライラしつつ
正直後半までちょっと平凡な話だなあと思いながら読んでいましたが
途中で伏線回収が急スピードで始まります。

アンジェラにお父さんの話をするためには、ヴィヴィアンの19歳から90歳までの壮大な人生の間にやってきては去って行った人々を、語らずにはいられなかった(という設定)。

女性同士の間に走る独特の緊張感も、そして愛情、家族の間に流れる独特の空気。
戦争があった時代を挟むのでその頃の描写に胸が痛くなりました。

ヴィヴィアンの作る舞台衣装やその後作るウェディングドレスの描写がとても美しく、そこも楽しめた要素の一つでした。
ニューヨーク、行ったことないですが、
やはりいろんな意味で多くな人にとって特別な場所なのだなあと感じます。

英語で小説やノンフィクションを読むのがだいぶ速くなってきました。
まだまだ遅いですが。
スラスラッともっといろんな本を読めるようになりたいです。これも来年の目標。

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先日ポルトガルワイン関連のリサーチを少ししておりましたら
そういうタイミングで夫がポルトガルワインを買ってきてくれたりします。

ローヌの最大ネゴシアン、シャプティエがポルトガルで生産しているワインで
最近オーストラリアでも買えるようになりました。
Dos Lusiandasというブランド。品種は土着品種のブレンド・笑

このラベル、どう見ても「米」っていう文字にしか見えないんですけど
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ピーチにペアーに、っていうなんか可愛らしい香り。
エッジの効いた酸。そんなに複雑なワインではないですが、面白い。

ちなみにシャプティエは1996年からラベルに点字を採用していて
これもわかりづらいですがラベルに点字が施されています。

ちなみにブレンドで品種:Rabigato, Gouveio, Códega do Larinho, Viosinho.
うーん、見事に一個も知らん笑
ポルトガルの品種が面白いですよね。

今年は念願のポルトガルに行けてとても幸せな年でした。
ご飯は美味しく、風景は美しく。
また行きたい場所が、一つ増えました。

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先日会社でワインの持ち寄りディナーがありました。

・予算はどんなに高くでも$50まで
・できれば他社のワインで自分の好きなもの

出来るだけいろんなワインが集まった方が楽しいから、という理由でそういう決まりにしています。

私の持ち寄りはこちら

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画像が雑ですみません。
Ochota Barrels Fugazi Grenache
テクスチャルでクリーンでライトで華があって、めっちゃ美味しかった。←表現!
オーストラリアのモダンなグルナッシュですね。

そういえば先月お会いしたマスターソムリエの方が、今年のOchotaのグルナッシュすごく良いよって
仰っていたのを今、思い出した。

グルナッシュは最近はブレンドではなくて単一品種のヴァラエタルワインでも
美味しいものがたくさん出てますね。
今地味に注目している品種の一つです。


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