これはたまたまですがシンガポールで英訳されたものを購入して読み
その後映画も見た作品です。
日本語がもとになっている本ということもあり、とても読みやすいですが
やはり話のメインテーマである「ハンセン病」という単語は、調べないとわかりませんでした。
生きていることへの意味とか
普段考えずに生きている
それはたぶん、結構恵まれているからなんだ。
人は社会の中で生きていて
運命の掛け違いによって
人と違う流れの中で生きていく人がいる
図らずも前科者になった孤独な中年男
何をしたわけでもないのに突然病気になり家族や社会から突然切り離された少女
高校も行かせてもらえないかもしれないという貧困家庭の中学生
実はとてもヘビーなテーマなのに
ただただ生きているということをこんなにも幸せそうに演じられる女優が
彼女以外に、いま、いるんだろうかと思うぐらい
樹木希林さんの笑顔は本当に美しかったです。
映画の中では中学生の女の子の存在感の意義がイマイチわからなくて
「このキャラクターいるのかな?」と正直思いました。
むしろ彼氏?役の太賀くん、光って見えました。小説の中には出てこないキャラクターでしたが。
小説の中ではこの彼女が持ってきたブラウスの下りですごく泣かされたので
とらえ方が違うのかなと。
英語もよいですがやはり日本語も美しいですね。
今日も読んでくださって、ありがとうございます。
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