Now Where's My Wine?

シドニー在住、現地法人でワインに従事するフロスト結子です。オーストラリアから楽しいワイン情報を発信します。



写真は少し前に撮ったものですが
今日また同じワインを飲んだので
ヴァンテローパーのオレンジワイン、500mlのボトル。
これはオレンジワインの中でも比較的飲みやすいんじゃないかと思われます。
多分ですが、ちょっとゲヴュルツトラミネールが入ってますね。

オレンジワインは一癖も二癖もあるワインで
あまり普段食事をしたことがない人と一緒にご飯を食べるときに
ボトルを頼むのは多少勇気がいります。
案外気に入ってくれるかもしれないけど
全く受け付けないかもしれない。
それは別に誰のせいでもなくて
単に好みの問題だから

普段一緒にご飯を食べない人との食事でワインセレクトをするときは
やっぱり安全パイに走りがちです。
それは別に悪いこととは思いません。
友達と一緒に楽しくご飯を食べるための、良い判断だと思っています。

オレンジワインって納豆みたいなもんで
好きな人は大好きだけど
モノによったらダメだったら全く受けない場合もあるので
無理強いはしたくないのですよ。

今日はジョギング中の午後から雨が降って、ゆっくりめの午後でした。
オーブンの熱で少し蒸し暑くなった部屋で、のんびり翻訳作業をしながらいただくにはちょうど良いワインでした。
つまみは偉大なオーストラリアのワインメーカーのストーリー。

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先日2泊だけですが、メルボルンへ行ってきましたヨ。

それ以上泊まると、シドニーに戻ってこれなくなれそうです。
メルボルンは美しい。そして美味しい。







メルボルンの人はなんかシドニーと違う。
シドニーも好きだけど、メルボルンにはシドニーにはない何かがある。
メルボルンはJust Chillinだから、と長年の友人は言う。
とは言え、あまりメルボルンで必死こいて働いたことがないので、
働き始めたらそれはそれでまた違う感覚なのかもしれませんが、でもやっぱりなんか良い。
ピリピリッと冷たい空気も、古い建物も、美味しいコーヒーも
シドニーの1.5倍はのんびりした人たちも。

最近と言えば仕事に追われて、なんだか疲れてばかり。
とは言え、私は、働くのは好きな方だと思っています。
長時間働くのも、同時に二つも三つも仕事をすることも、それは全く苦ではないのです。

それが、自分の美学に反していない仕事であるのならば。
「美学」って言葉を先日お友達が使っていて、なんだか今の私にとてもしっくりきたので、使ってみました。


メルボルンでのお気に入りの一枚。
オープンキッチンのあるレストランでのカウンターでのお食事でした。
仕事人シェフの後ろ姿が、とてもカッコよかった。

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先日日本のテレビ番組で、芸能人の書くブログの話題になって
映画評論家のおすぎさんがブログをやってみたらと言われて

「私にとって文章を書くというのは、一字いくらなのよ。だから、お金にならなきゃ文章は書かない」

とおっしゃっていました。
いやーんおすぎさんカッコイイ。そんなこと言ってみたい。
自分の書く文章に相当な自信がなければ言えませんよね。

プロのライターの方でも、ブログを書いている方はもちろん多くいらっしゃいますので
このポリシーに関しては個人の判断が分かれるところでしょう。

ライターにとっては、書くこと自体は訓練であり、営業活動でもあります。
それ以上に、やっぱりライターをやっているという人たちにとっては
文章を書くというのは喜びで、生きることそのものでもあるのでしょう。

私の場合は最近仕事に追われ過ぎてブログを書く余裕がなくなる、ということは良くあります。
仕事で訳したり書いたり、つまり報酬をいただいて書くことに追われて
結果的に「無償では文章を書か(く暇が)ない」ということにはなっている気がしています。

何でこんな話をするかというと、この本を読んだからなのです。







最近話題のジョージアのワインについて書かれた本です。
ワインインポーターのラシーヌさんの出版。

今まで、Diploma受験生時代を含め、実にたくさんのワイン本を読んできましたが
こんなにも情熱を感じられるワイン本を読んだのは、もしかして初めてかもしれません。
私はワインの読書は、8割は英語の本です。
別に英語力を自慢してるわけではなく、ワインの参考文献は充実したものとなると日本語のものがとにかく少ないのです。
あっても、もともとは英語であったものの翻訳であったりもします。

こんなにも細部に渡ってさまざまなデータを集め
彩のよい質の良い地図や写真、イラストをふんだんに使い
何よりもたくさんの方々と出会い、時間を過ごしたに違いなく
彼らの人間性の描写も本当に素晴らしいものでした。
Cover to Coverで、手抜きがどこにも一切感じられないのです。
120%の愛情と情熱、そして積み重ねた努力がページの間からこぼれ出てくるような本。
そんな印象でした。

文章をプロとして書く、本を出すということは、きっとこういう本を書くということなのでしょう。
そしてそれを継続するということは、本当に大変なことです。

最近の自分の仕事を振り返り、反省しきり。
時間に追われて、手を抜いてなかった?と言われたら否定できない。
特にこんなにも凄い本を読んでしまった後では。

愛情の伝わる文章って、やはり人を引き込むものです。

8月、9月は本当に何かと大変な月でした。
一言でいうとチャレンジがとても多かったです。

でも、今までを思い返せば、全くチャレンジがなかった年なんて、たぶんなかったので
自分の耐性を徐々に上げていければいいのかなぁと思っています。

ふうふういいながらも、なんとか支えていただきながらやれることをやっていこうと思います。
いつもそんな余裕があればいいのですが、そうもいかないのが現実。
今日は久しぶりに余裕があり、ブログを書いています。

奇しくも月末。
今週末から、シドニーは嬉しい夏時間が始まります。
来月から少しずつでも、自分のペースを取り戻していければいいなと思います。



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